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本作品には、芒生い茂る屋外で砧打(きぬたうち)に従事する女性が描かれています。 砧打とは、絹特有の艶を出すために、砧(きぬた)とよばれる台に載せた絹を槌で打つ作業のこと。 江戸時代には、浮世絵等にもよく描かれる身近な風俗だったようです。
簡素な筆線が女性のふくよかな体つきを巧みに捉えており、自然な人体表現を重視した円山派の特徴がよく現れています。 背景は全体にごく淡い墨を掃き、その塗り残しによって朧げな満月の光を表しています。
作者の源琦は唐美人図に優品の多い絵師ですが、本作品のように市井の風俗を描いた作例も残っており、幅広い画題に対応していたことがうかがえます。 ______________________
駒井源琦(げんき・1747-1797)は、江戸中期に京都で活躍した円山派の絵師です。円山応挙に画を学び、応挙門下の二哲として長沢蘆雪と並び称されました。応挙の画風をよく継いだ繊細優美な唐美人図で知られています。
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