駒井源琦筆「西王母図」
駒井源琦筆「西王母図」
商品番号 | N610 |
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商品名 | 西王母図 |
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本紙サイズ | |
作者 | 駒井源琦 |
制作年代 | 1747~1797 |
価格 | ¥1,200,000 |
西王母は、西方の伝説上の山・崑崙山に住み、三千年に一度実る桃の木を持つ仙人です。その実を食べると長寿を得るといわれます。本作品では画面右側で岩にもたれる西王母と、彼女に桃をささげる侍女が描かれています。西王母の仙人らしい高貴な表情や、半透明の団扇の描写に、絵師の高い実力が表れています。賛の和歌は「花もみも名の百年のとかへりをみたひかさぬる後にこそ見れ」。
源琦(げんき・1747~1797)は江戸時代中期に京都で活躍した絵師です。当時、伊藤若冲や池大雅と並ぶ一流の絵師として名を馳せました。円山応挙に絵を学び、応挙の画風を踏襲した作品が残されています。賛者の「愛親」は江戸時代中後期の公卿・中山愛親(なるちか・1741~1814)と考えられます。
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