石里洞秀「梟小禽」

石里洞秀「梟小禽」

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商品番号 J188
商品名 「梟小禽」
全体サイズ 199(縦)×131(横)㎝
本紙サイズ 92(縦)×28.5(横)㎝   紙本墨着色
作者 石里洞秀
制作年代 不明
価格 売約済み

穏やかな梟と楽しげな小鳥たちという対比がとてもユニークな本作。ジグザグに屈曲する枝の先をよく見ると、まだ蕾のものもあります。この梅はまだ咲き始めたばかりなのでしょう。小鳥たちの模様は優しい色合いで彩色され、全体に細い筆で毛並みを表現しています。一方我関せずと羽を休める梟は、ふっくらと丸いシルエットをしており、一際存在感を放ちます。嘴やひげも忠実に再現されています。縁起物である梅と梟の組み合わせに、にぎやかな小鳥たちが加わり、華やかなおめでたい一幅に仕上がっています。

石里洞秀(いしざととうしゅう・不詳-1783)は駿河台(するがだい)狩野家の狩野元仙(かのうげんせん)に師事し、筑前福岡藩のお抱え絵師として活躍しました。師の死後はその子狩野洞春を教育しました。後に法橋に叙されています。


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