狩野良信筆「横山丸三像」

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商品番号	J1550
商品名	「横山丸三像」
全体サイズ	168.5cm縦　×　37.8㎝横
本紙サイズ	87.1㎝縦　×　27.9㎝横
作者	狩野良信筆
制作年代	1848～1919
価格	￥700，000

ここに描かれるのは横山丸三（まるみつ・1780～1854）という、江戸時代後期の武士にして、淘宮術という精神修養法の祖でもある人物です。画面上部の短冊には丸三自筆の道歌が書されています。丸三の表情は、まっすぐ前を見つめて小さく口を開き、道徳を説く最中のようです。丁寧に施された陰影も相まって、非常に生き生きとした肖像画です。
狩野良信勝一（りょうしんしょういつ・1848～1919）は根岸御行松狩野家の12代当主。木挽町狩野家の勝川院惟信（しょうせんいんただのぶ・1823～1879）に学びました。明治維新後は博覧会事務局や文部省につとめ、明治15、17年の内国絵画共進会に出品し受賞するなど活躍しました。本紙と表装部分に虫食い痕が有りますが、その他は非常にいい状態です。

古美術品のため多少のキズや傷みのある場合がございます。ご来店のうえ状態を確認いただくことをお薦めします。
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