狩野立信「唐獅子牡丹図」
狩野立信「唐獅子牡丹図」
商品番号 | |
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商品名 | 紙本着色 唐獅子牡丹図 |
全体サイズ | |
本紙サイズ | 63.5×44.7 |
作者 | 狩野立信 |
制作年代 | 19世紀 |
価格 | 400,000(税抜) |
雌雄の唐獅子が岩間を闊歩しています。咲き乱れる色とりどりの牡丹が、周囲を華やかに彩ります。
本作品の図様は、桃山時代に活躍した狩野永徳(1543〜1590)の「唐獅子図屏風」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)を踏襲したものです。名だたる天下人に重用された永徳の作品は、後世の狩野派絵師たちにとって学ぶべき規範であったに違いありません。
しかしながら、単なる永徳作品の模写に終わらないのが本作品の魅力でしょう。筋骨隆々として眼光鋭い永徳の唐獅子とは異なり、立信描く唐獅子の表情は穏やかで、佇まいには優雅な趣があります。永徳作品では火焔の如き迫力をもって表された渦巻状の鬣も、本作品では柔らかい癖っ毛のような質感で表されています。
鮮やかな彩色と精緻な描き込みに支えられた立信作品の魅力を、存分に味わうことのできる優品です。
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狩野永悳立信(たつのぶ・1814~1891)は中橋狩野家第15代当主で、徳川家斉から徳川家茂までの4代の将軍に仕え、江戸城障壁画制作など多くの幕府御用を務めました。明治維新後も皇居障壁画制作などの活躍を続け、1890年には帝室技芸員に任命されました。
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