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旭日を背景にお多福が鶴に乗り、微笑みを湛えています。一番の見どころは暁斎の筆さ絖本を使いばきでしょう。全体的に非常に早く筆を動かしながらも、お多福の衣や鶴の羽を的確に表現しています。お多福が持つ扇や鶴の頭部、脚は繊細に表し、素早くも丁寧な制作と言えます。本紙には告本松竹梅の模様が入った絖本を使い、めでたい気分が充満している作品です。本紙、表具布とも非常にいい状態です。 河鍋暁斎(きょうさい・1831~1889)は幕末から明治時代にかけて活躍した画家です。歌川国芳に入門したのち狩野派の前村洞和や狩野洞白に学びました。明治14年内国勧業博覧会では「枯木寒鴉」が妙技二等賞牌を受賞しました。狩野派に浮世絵風をまじえた独自の画風を開拓し、現在に至るまで高く評価されています。本作品は明治7年(1874)の作とわかる点でも貴重です。
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