横山清暉筆「白象に雀図」

横山清暉筆「白象に雀図」

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商品番号 I241
商品名 「白象に雀図」
全体サイズ 186.5㎝縦 × 49.4㎝横
本紙サイズ 106.6㎝縦 × 36.2㎝横 絹本淡彩墨
作者 横山清暉筆
制作年代 1792~1864
価格 お買い上げ有難う御座いました。

 大きな白象と二羽の雀を描く愛らしい作品です。足元の雀を見やる象の目は優しく、その穏やかな気質が描き出されているように見えます。象の輪郭には淡い墨を用い、柔和な線で表現しています。細部には非常に薄い墨を入れて陰影をつけることで、効果的に立体感を出します。雀の描き方はいかにも四条派らしくおおらかで、生き生きと表されています。
横山清暉(せいき・1792~1864)は松村景文(1779~1843)に習った四条派の絵師です。その実力は幕末画壇の「平安四名家」といわれるほど高く評されてきました。青蓮院尊超入道親王のお抱え絵師として活躍したことが知られています。


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