森狙仙筆「猿に蜂図」

森狙仙筆「猿に蜂図」

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商品番号 J280
商品名 「猿に蜂図」 紙本墨絵
全体サイズ 180㎝ 縦 × 37.2㎝ 横
本紙サイズ 88.8㎝ 縦 × 26.1㎝ 横
作者 森狙仙筆
制作年代 1747~1821
価格 ¥800,000.

画面上方の蜂を見上げる一頭の猿。細密な「毛描き」で有名な狙仙ですが、ここでは墨の擦れを巧みに利用して描いています。筆の勢いをみせながらも、猿の骨格や毛の生え方を意識し、また太い毛には濃い墨線が引かれ、顔には淡い彩色が施されています。一見するとラフな作品に見えますが、実は入念に筆が重ねられることで、生命力の宿った猿が完成しているのです。
森狙仙(そせん・1747~1821)は大阪を中心に活躍した絵師で、森派の祖となりました。主動物の絵画を多く描き、とりわけ猿や猪の作例が多く知られています。2020年には大阪歴史博物館で森派に焦点を当てた展覧会が開催され、注目が高まりつつあります。


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