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「こち吹かばにほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春をわするな」大宰府へ左遷される折、道真が屋敷の梅の木を見上げて詠んだ歌です。本作はまさしくその場面を描きます。もはやこれきりと梅の木を見上げる道真の表情は、眉はしかめられ今にも泣きだしてしまいそうです。ひげや眉、髪の毛は一本一本細く均一な線で描かれており、画家の細部へのこだわりが窺えます。一方で衣の描線は強弱があり、顔の描線とは対照的です。画面の構成は道真と梅の枝一振りのみ。モチーフの少なさが何とも言えない物寂しさや静寂を強調しています。
駒井源琦(こまいげんき・1747-1797)は江戸中期に京都で活躍した画家です。丸山応挙に画を学び、長沢蘆雪と並んで応挙門下の二哲と称されました。繊細な筆致で人物画を描くことに秀でた画家です。
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