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力強く枝を伸ばす一本の若松。背後には柔らかな朝日が顔をのぞかせ、3羽の鶴が上空を飛び交います。筆者は、江戸時代中期の円山派絵師・駒井源琦(1747-1797)です。
松と鶴の組み合わせは「松鶴長春」という吉祥画題で、夫婦の不老長寿を祝う意味が込められています。松の表現に注目すると、ごつごつと亀甲状に割れた樹皮、針のように鋭い葉など、異なる質感を巧みに描き分けています。松の力強い枝ぶりと、全体に付された柔和な着彩が心地よく調和し、穏やかな生命力に満ちた画面となっています。
円山応挙の高弟として知られる源琦。その実力は、「応挙晩年の作品には、源琦の代筆が含まれる」という説が囁かれるほどのものでした。応挙の平明で優美な画風をよく受け継いだ本作からは、右腕となって師の制作を支えた源琦の、確かな画技を窺い知ることができます。 ______________________
駒井源琦(1747-1797)は、江戸中期に京都で活躍した円山派の絵師です。円山応挙に画を学び、応挙門下の二哲として長沢蘆雪と並び称されました。応挙の画風をよく継いだ繊細優美な唐美人図で知られています。
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