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雪深い山中の湖畔に、ひっそりと佇む庵居を描きます。木々の枝葉にこんもりと積もった雪や、湖面のさざなみなど細部の描写が非常に美しく、澄んだ雪山の空気が画面越しに伝わってきます。 画面下部から上部にかけて、奥へ、上へと積み重ねられたモチーフが、鑑賞者の視線を巧みに誘導します。構築的な画面構成もまた、本図の特徴です。
窓辺の書斎で肘をつき、書物に目を落とす高士がこの庵の主でしょうか。背後には岸壁が聳え、遠景には雪をいただく山々が連なります。雪に閉ざされ静まり返った朝の冬山。聞こえるのは、侍童が箒を動かす ざっ、ざっ、という規則的な音だけ……
俗世を離れ、雄大な自然に心を遊ばす隠遁生活へのあこがれを描いた作品です。 ______________________
狩野永岳(えいがく・1790-1867)は京狩野家の第9代目当主。山楽・山雪ら京狩野の伝統に諸派の画法を取り入れ、新たな画境を拓いて京狩野家を再興しました。近年は彼に焦点を当てた展覧会が開催されるなど、注目を集める絵師です。
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