狩野探淵守実「馬麟写し梅柳図」

狩野探淵守実「馬麟写し梅柳図」

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商品番号
商品名 「馬麟写し梅柳図」
全体サイズ
本紙サイズ
作者 狩野探淵守実
制作年代 19世紀前半
価格

しっかりと根を張り、しなやかな強さで上へ上へと枝を伸ばす柳の木。迷いのない筆線が、風に揺れる枝葉の繊細な動きを巧みに表現しています。梅の木にはぽつぽつと白い花が咲き、早春の訪れを感じさせます。
柳はその強い生命力から、吉祥のモチーフとしてしばしば絵画に描かれてきました。また、寒さに耐えて花を咲かせる梅は、高貴な精神性の象徴として文人たちに好まれました。
寒い冬を越え、春の訪れをじっと待つ草木の生命力が胸を打ちます。

落款より、本作品は馬麟筆「梅柳図」の模写であることが分かります。馬麟は、南宋を代表する画家・馬遠(1160~1225)の子で、自らも宮廷画家として寧宗と理宗に仕えた人物です。本作品からは、狩野派における熱心な漢画学習の一端を窺うことができます。

狩野探淵(1805~1853)は、狩野探幽に始まる鍛冶橋狩野家の8代目で、守真と号しました。江戸城本丸・西の丸の障壁画の制作などに参加し、天保15年(1844)法眼に叙されました。


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