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本作品に描かれるのは、元服の地・石清水八幡宮にちなんだ「八幡太郎」の異名で知られる武将、源義家(1039〜1106)にまつわる逸話です。
時は平安末期。奥州の支配者・清原家の内紛に端を発し、後三年合戦が勃発します。同合戦のさなか、西沼(現在の秋田県横手市)には、義家を迎え討たんとする清原軍の精鋭が身を潜めていました。義家一行が、伏兵潜む西沼を通りかかったその時。頭上を飛んでいた雁の列が突如として乱れ、四方へ散ります。これを見た義家はすぐさま伏兵の存在を察知、弓矢をもって応戦し、見事これを討ち取ったのです。 この「雁行の乱れ」の逸話は、後三年合戦を絵画化する際の定番の主題でした。
色とりどりの紅葉や、左奥を流れる小川の表現には、琳派らしい装飾性が見えます。義家の衣装や、キッと前方を見遣る勇ましい表情など、繊細な細部描写も見どころです。 ______________________
池田孤邨(こそん・1801〜1866)は、江戸時代後期の琳派の絵師です。越後に生まれ、江戸で酒井抱一に師事しました。広範な絵画学習をうかがわせる変化に富んだ画風に特徴があります。
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