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四条派に学んだ軽妙洒脱な筆法で、静かな春暁の空気を巧みに描き出した一幅です。 梅の木に目をやると、白い蕾がぽつりぽつりと花を咲かせ、枝に立てかけられた箒の先では、一羽の小鳥が羽を休めています。 少しでも音を立てたならば、小鳥は驚いて飛び去ってしまうことでしょう。思わず息を飲み、じっと静かに見入ってしまいます。はるか東の空には太陽が昇っており、穏やかな春の一日の訪れを予感させます。 「春暁」は、春の明け方、薄暗い夜明け前の「暁(あかつき)」から、ほのぼのと空が白み始める「曙(あけぼの)」にかけての時間を指す季語です。
柴田是真(ぜしん・1807-1891)は、江戸生まれの漆芸家・画家です。幼少期より古満寛哉に蒔絵を学び、さらに鈴木南嶺、岡本豊彦に師事して四条派の画法を修めました。漆工芸の近代化に貢献したのみならず、絵画にも優れた才能を発揮しました。 本作品は落款より、是真七十六歳、明治16年(1883)の作品であることがわかります。
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