下のサムネイル画像をクリックすると、それぞれ大きな画像をご覧いただけます。
匂い立つような美しさを放つ桜。「暁桜」とは里桜のこと。胡粉を用いて描かれる花弁は、一見真っ白にも見えますが先に薄く紅色を差します。花隠が実際の里桜を丹念に観察しその特徴を再現しようとしたことが窺えます。花弁の中心部分は色を抜くことで、日の光に透けるほどに薄くやわらかな手触りが伝わってくるようです。葉脈は放物線上に描くことで、葉の丸まりを立体的に表現します。全体的に淡い色合いで、里桜の初々しさやみずみずしさを感じられる作品に仕上がっています。
広瀬花隠(ひろせかいん・生没年不詳)は江戸時代後期に京都で活躍した画家です。はじめ狩野派に学びましたが、のちに三熊花顛(みくまかてん)に師事し、師と同じく桜画を得意としました。また和歌や文学にも秀でていました。代表作として「花隠桜花帖」などが知られます。
古美術品のため多少のキズや傷みのある場合がございます。ご来店のうえ状態を確認いただくことをお薦めします。 ご希望の場合は商品の詳細な写真をお送りしますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
お問い合わせはこちら
ログアウトしますか?
ログアウト
Only fill in if you are not human