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川に小舟を漕ぎ出し、鵜飼漁に従事する人々を描いた作品です。
円山派の伝統的な画法で緻密に描かれた人物とは対照的に、素早い筆致でその湿潤な空気感までも巧みに写し取った遠景の描法には、朦朧体を想起させる新奇性があります。 船の舳先では、篝火が煌々と辺りを照らしています。この篝火は、火の明るさに驚いて動きが活発になった鮎の鱗を光に反射させ、鵜が鮎を見つけやすくする役割を担っています。 金泥を用いてきらびやかに表された篝火が、淡墨主体の画面の中に、絶妙なリズムとアクセントを生み出しています。
鮎漁が解禁になる5月~10月を漁期とする鵜飼は、日本の伝統的な夏の風物詩。 涼が恋しい夏の時期にぴったりの作品です。 ___________________
川端玉章(1842-1913)は、明治時代に活躍した日本画家です。 円山派の中島来章に師事し、伝統的な写実に西洋画法を取り入れた清新な画風で一家を成しました。 制作の傍ら東京美術学校で教鞭を執り、また画学校を開設するなど、後進の育成に努めたことでも知られます。
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