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一人の美人が撥を前に坐っています。顔貌表現は非常に細やかで、髪や眉、睫毛は黒い線で一本ずつ表されます。輪郭や鼻の線は赤みがかり、赤い唇や肌色と相まって、あでやかな雰囲気を湛えています。着物の紋様にも絵師の技術が遺憾なく発揮されています。半襟には淡くも白色の菊や菱の紋様が入り、帯に描かれた龍、裾の繊細な露草などすべてが繊細な描写です。また、簪や撥の下の布には西洋的な陰影が感じられる点も、面白い作品です。萬野美術館旧蔵品。肉筆浮世絵大観7巻(講談社)40図掲載 山口素絢(そけん・1759~1818)は京都で活躍した絵師です。円山応挙に習い、その門人の中でも高く評価されました。美人画を得意とし、多くの作例を残しています。
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