中野其明筆「蓬莱山図」
中野其明筆「蓬莱山図」
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商品名 | 「蓬莱山図」 |
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作者 | 中野其明筆 |
制作年代 | 1834~1892 |
価格 | ¥800,000 |
旭日、鶴に蓬莱山、波間に亀を描きます。蓬莱山は松竹梅で彩られ、いかにもめでたい雰囲気です。蓬莱山に見られるたらし込みの表現は、なんとも言えず絶妙で、所々に置いた群青色がアクセントになっています。しなやかな筆線や独特の色使いには琳派の伝統が表れています。波や飛沫は意匠的ながらも動きがあり、画家の高い実力を示しています。
中野其明(きめい・1834~1892)は鈴木其一(1795~1858)に絵を学び、内務省博物局に勤めました。内国絵画共進会などへ出品したことや、明治宮殿の杉戸絵を描いたことで知られています。現在知られる作品は数少ないですが、今後江戸琳派の認知度が上がるとともに、再評価されるでしょう。
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