円山応挙「仔犬図」

円山応挙「仔犬図」

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商品番号 J205
商品名 「仔犬図」
全体サイズ 115(縦)×57(横)㎝
本紙サイズ 32.5(縦)×45(横)㎝    紙本墨淡彩
作者 円山応挙
制作年代 1733-1795
価格 ¥3,000,000

仲良く戯れる三匹の子犬たち。コロンとした丸い輪郭やつぶらな瞳は、生後間もない子犬の愛らしさを巧みに表現しています。繊細な毛描きによって、黒い子犬のふわふわした柔らかさや温かさが伝わってきます。応挙の子犬には白目の部分が描かれるという特徴がありますが、それによって視線の向きや多彩な感情が表現されています。右の子犬の視線は寄り添う二匹に羨ましげに向けられています。

円山応挙(まるやまおうきょ・1733-1795)は円山派の祖として有名な人物です。初め狩野派を学びましたが、後に西洋の透視図法や中国の写生画など様々な技法を研究し、写実性と日本の伝統的な装飾様式を融合させました。


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