王子稲荷より筑波山遠望図

神が宿る山の荘厳な風景

江戸琳派の旗手と呼ばれた鈴木其一。彼が描いた筑波山は、まさに神の山と呼ぶにふさわしい神秘的な佇まいを持っています。遠くから筑波山を仰ぎ見る麓の風景にも、どこか温かさを感じさせる名品です。

〈商品紹介〉

浮世絵師の歌川広重もモチーフに選んだ、王子稲荷からのぞむ筑波山。山麓に広がる筆先を感じさせない霞の様子は、代々の技法である丁寧な墨垂らし込みの要素がうかがえます。画面の中央に鎮座するのは、古来より神の宿る山とされた筑波山。左右の杉の大木に渡された鳥居のような縄飾りやまるで供物のような熟した柿と稲穂から、筑波山に対する人々の厚い信仰心のようなものが感じられます。

<鈴木其一(すずき きいつ)>寛政7年(1795年)- 安政5年9月10日
俵屋 宗達や尾形 光琳とならび、江戸琳派の祖であった酒井抱一の弟子。近代に琳派を伝えた後継者。抱一の死後はさらに独特のセンスで洗練された作品を排出し、大名や豪商から高い評価を得た。

商品番号 NKA-7
商品名 王子稲荷より筑波山遠望図
寸法 横35.2cm×縦176.5cm(表具)、横21.6cm×縦93cm(本紙) 絹本墨淡彩
制作年代 江戸時代後期
個数 1点
価格 1,000,000円(外税)
備考 当時からと思われる桐箱が付属いたします。

古美術品のため多少のキズや傷みのある場合がございます。ご来店のうえ状態を確認いただくことをお薦めします。
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